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タバコを吸う人は薄毛に!?禁煙することで育毛の手助けになる?

タバコを吸う男性

タバコは身体に悪いとよく聞きますが、具体的にどのように身体に作用するのかよく知らないという方も多いのではないでしょうか。また、身体に悪いといっても、肺に影響するだけで、髪には影響しないのでは?と思っている方もいるかもしれません。

そこで、タバコがなぜ髪に悪いのか、具体的な理由と、禁煙することで身体がどう変化するのかなど、育毛に関わることを中心にご説明します。

ヘビースモーカーの方も、タバコに興味があってこれから吸ってみようか?と思っている方も、まずはタバコと薄毛の関係性を知ってから判断してみてください。

タバコが身体に与える影響

タバコは身体に対するさまざまな健康被害を引き起こすものとして知られています。その中でも有名なのがニコチンでしょう。ニコチンは吸収されると脳に作用してドーパミンなどの神経伝達物質を分泌させます。この作用が疲れを忘れさせ、中毒を引き起こす原因となるのです。

また、ニコチンは末梢(まっしょう)血管を収縮させるため、血行が悪くなって手足が冷たくなるという現象も見られます。さらにニコチンは筋肉を分解してしまう作用を引き起こします。

その上タバコを吸うと、胃腸の食べたものを分解吸収する機能が低下してしまい、栄養を吸収しにくくなっていきます。そのタバコの有害物質が体内に入ると、それを分解するために、身体はビタミンCを大量に消費することになります。

ビタミンCは肌や粘膜を健康に保つために必須の成分なので、不足すると肌にハリがなくなり、病気になりやすくなるのです。これらの作用が一挙に起きるため、タバコは身体に悪いといわれています。

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タバコを吸うと薄毛になる理由とは

血行不良

ニコチンなどの有害物質によって発生する活性酸素を分解するために消費されるビタミンCは、肌や粘膜を健康に保つために必須のものです。そのため、タバコによってビタミンCが消費されると、頭皮にも大きく影響が出ます。

頭皮にハリがなくなり、髪の保持能力が低下してしまうのです。簡単にいうと抜けやすい状態になります。また、ビタミンCと同じようにビタミンB群やビタミンEなどの成分も活性酸素の分解に消費しています。

ビタミンB群やビタミンEは髪の合成に必要な成分であり、直接髪の育成に影響を与えてしまいます。さらに、栄養の吸収そのものが低下してしまうので、育毛に必要な栄養の吸収が妨げられて、育毛環境が整わなくなってしまうのです。

タバコを吸うと薄毛の原因である男性ホルモンが増加する

ハーバード大学の調査研究によると、タバコ喫煙者と非喫煙者では、喫煙者のほうが男性ホルモンであるジヒドロテストステロンが体内に多かったという結果が出ています。

このジヒドロテストステロンとは、男性型脱毛症(AGA)の原因となっている男性ホルモンです。ジヒドロテストステロンは髪を作る機能を阻害するという性質があるため、量が増えると髪が作られなくなってしまうのです。

まだ因果関係がはっきりしないとはいえ、タバコが何らかの影響を与えており、日本人に多いといわれるAGA型の薄毛を促進する作用があると考えていいでしょう。

タバコは血流を悪くする

タバコが末梢血管を収縮させると前述しました。末梢血管とは手足の血管のことなのですが、血液は身体全体を巡るものなので、本来の流れが途中で滞るのですから、これにより血流全体が悪くなることは明らかです。

血流が悪くなれば、毛髪に必要な栄養が髪を作る組織である毛包に届かなくなり、丈夫で元気な髪を育てられなくなります。栄養不足の髪は細く、ツヤがなくなり、毛根も細いため抜けやすくなってしまいます。

育毛の基本として血流を良くするケアを行うことから考えても、血流を悪くするタバコは髪にとって害となる存在であると考えられるでしょう。

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おわりに

タバコは中毒性と毒性のある成分を吸収する嗜好(しこう)品です。ほとんどの人がタバコは身体に悪いとわかっていて吸っているはずです。中には具体的にどんな風に身体に作用するかよく知らないため、なんとなく大丈夫な気持ちになって吸っている人もいるかもしれません。

タバコは単純に身体に悪いだけでなく、健康的な身体の機能全般を低下させます。そのため、身体に問題が発生すると真っ先に栄養をカットされる髪にはすぐに影響が出ると考えられます。

そんな身体の機能による育毛能力の低下に加えて、実際に育毛を阻害する男性ホルモンの増加も、タバコによって起きることも判明しつつあります。

喫煙をしていて薄毛の不安を感じた場合は、早々に禁煙を実行することをおすすめします。でも禁煙はつらいという方も多いでしょう。それは当然です。タバコがやめられないのはタバコが脳に直接働きかけているからなのです。

それは実は脳による身体のコントロール機能が低下してしまっているということでもあります。とても怖いことではないでしょうか?

タバコが薄毛を促進するという事実を知ったら、髪と身体を守るために、この機会にぜひ禁煙の努力をしてみてください。